法学座敷牢 別名 ろおやぁ

いんでっくす あばうと りんく ぶろぐ けいじばん ちゃっと

このサイトについて

目的など 基本書 注意 凡例(略記法)

目的など

このサイトは、中年受験生ヨーゼフKが、勉強の過程を逐一記録するサイトです。
目的1:なんとかしてやる気を奮い起こそう。かなり涙ぐましいです。
目的2:HDDクラッシュにそなえて、ウェブ上にバックアップしておこう。
目的3:ハイパーリンクを利用して、検索しやすいノートを作ろう。ノートを作る勉強はダメだという有力説があるも、ノートに文章をまとめながらでないと、内容が頭に入らないのよ。←有力説に乗り換え
目的4:webにあげておけば、たまたま目にした奇特な人が、間違いを指摘してくれるかも知れない、という淡い期待もありつつ……←そんな暇な人もいないと思料されるw

内容1:自作論証集。勘違いや、間違い、思いこみを多数含むと思われます。そういうのが本試で出ないことを祈っております。
内容2:問題を解くための知識整理ノート。
内容3:本試験過去問の答案。その他の問題などの解答。
内容4:法学にまつわる時事日記。書かない可能性大。
内容5:勉強進捗状況日記。これも、あまりに勉強が進まなくて恥ずかしくて書けない可能性大。

……とまあ、完全に私的な目的のサイトであり、人様に見て貰おうという意図はこれっぱかりもありませんので、デザインには一切気をつかっておりません。
もし、デザインがこじゃれたものにグレードアップしていたら、それは、やる気が途切れてサボっていた証拠に他なりません……

基本書

  1. 憲法
    1. 野中俊彦他『憲法TU 第3版』有斐閣 ……これをメインに使います。とてもいい教科書。
    2. 芦部信喜『憲法第三版』岩波 ……まさに基本書。ですが、内容的に足りません。知識の量が。
    3. 佐藤幸治『憲法第三版』青林書院……参考程度。ってか、悪文過ぎて読めません。物語性ねぇ……。
  2. 民法
    1. (財産法)
      1. 近江幸治『民法講義TUVWXY』成文堂……論理的に整理された素晴らしい教科書。(Vも成文堂になり、すべて横書きになりました。改定されたので買い替えました。)
      2. 内田貴『民法TUV』有斐閣……×要件効果の記述があいまい。妥当な結論を重視するが、法理論的な根拠の記述が曖昧で、論証化しづらい部分が多々ある。そして、学習する際、どこに何が書いてあるのか分かりづらい。(以上、自分には。よって)ちょっと、ついて行けません。しかし、やはり有用ではあります(こまかい論点を網羅している)。△
         近江先生の説明で??なときや、説明がない時など、しょうがないからこれを見ます。
      3. 我妻榮・有泉亨・遠藤浩『民法1、2(ダットサン)』勁草書房……ほとんど見ていません。
      4. 道垣内弘人『ゼミナール民法入門』日本経済新聞社……
      5. 道垣内弘人『担保物権法』有斐閣……譲渡担保がエライ少数説だと思います。虚偽表示と構成し、94U類推で第三者保護です……
    2. (家族法)
      1. 有斐閣叢書、民法(8)(9)……択一用にはこれをメインで使います。
      2. 深谷松男『現代家族法〔第四版〕』青林書院……家族法への愛を感じます。家族法の哲学・基本理念の理解に。文章も端正で品格あり。
      3. 内田貴『民法W』有斐閣(涙……深谷を読むにつれ、内田も悪くないと思えて来ます。
      4. 我妻榮・有泉亨・遠藤浩『民法3(ダットサン)』勁草書房……とりあえず。不足なのは明らか(涙
  3. 刑法
    1. 山口厚……惚れてますっ
      1. 『刑法総論』2001有斐閣……純粋結果無価値論っ
      2. 『刑法各論』2003有斐閣……やっと出ました〜〜〜〜〜〜〜
      3. 『問題探求 刑法総論』1998有斐閣
      4. 『問題探求 刑法各論』1999有斐閣
      5. 『危険犯の研究』東京大学出版会……未遂も結果犯なのですっ
      6. 『刑法理論の展望』編著、成文堂……諸先輩を論破する山口先生がステキ
      7. 『クローズアップ刑法総論』編著、成文堂……御弟子さんたちの論文が中心。和気あいあい?
      8. 『考える刑法』編著、弘文堂……演習書
      9. 『ケース&プロブレム刑法総論』編著、弘文堂……演習書
      10. 高山加奈子『故意と違法性の意識』を買おうと思います。山口先生が「参照せよ」と仰しゃるのですからでも高すぎます(涙
    2. 曽根威彦『刑法総論』『刑法各論』弘文堂……結果無価値論点によっては(「偽証罪」の虚偽の証言の性質とか)、山口説から乗り換える可能性も……
    3. 前田雅英『刑法総論講義』『刑法各論講義』東京大学出版会……参考。山口より、細かい論点を丁寧に掬い、学説を整理している。教科書としての使い勝手はよい。
    4. 西田典之『刑法各論』弘文堂……山口との比較検討用……もうあまり使いません。総論も買いません。
    5. 司法協会『刑法総論講義案(三訂版)』択一対策として通説(実行行為)を押さえるために購入
  4. 商法
    1. ◎◎前田庸『会社法入門 第11版』有斐閣……最近、その論理的な既述に惹かれる。前田説で論証をまとめたい……無謀か?
    2. 弥永真生『リーガルマインド会社法』有斐閣……これが使いやすい、との一般的評があるが、どうも読みづらいというか、読んでも納得が行かないことが多い。非論理的と思われる……。
    3. ○岸田雅雄『ゼミナール会社法入門』日本経済新聞社……実社会と関連した理解。論証、学説のまとめには向かない。
    4. 弥永真生『リーガルマインド商法総則・商行為法』有斐閣 ←H16改正に対応。買い替え
    5. 前田庸『手形法小切手法入門』有斐閣……恐るべき「二段階創造説」の牙城。しかし、論理的ですばらしく整理された教科書と感じます。これメインで!? いまさら創造説で?
    6. 坂井芳雄『手形法小切手法の理解』法曹會……確認したら、判例は「創造説」を採用するに至った、と評価しておりました。しかし、文章は読みづらい感じです。
    7. 有斐閣Sシリーズ『商法3──手形・小切手』……通説の本……
  5. 民事訴訟法
    1. 伊藤眞『民事訴訟法』有斐閣……第三版補正版。論証は基本的に伊藤説で統一して行きたいです。昔はこの本が眠かったのですが、今では論理的で分かり易い説明だと感じます。
    2. 『コンパクトデバイス民事訴訟法』早稲田経営出版……これはスグレモノ! デバイス全部欲しいなあ……
    3. 上田徹一郎『民事訴訟法 第四版』法学書院。
    4. 中野貞一郎他『新民事訴訟法講義』[第2版]有斐閣……無駄だったか……?
    5. 中野哲弘『わかりやすい民事訴訟法 概説』信山社……よい本。でも、内容が大事な部分だけですので、不足です。法の趣旨をこれで理解。
  6. 刑事訴訟法
    1. 田口守一『刑事訴訟法 第四版補正版』弘文堂……肌に合います。これで充分。
  7. その他
    1. デバイスを揃えました!
    2. LECのテキスト(プロヴィデンス)……最近あんまり見ていないですが、もっと活用できると思います。

基本書以外の参考文献

  1. 憲法
    1. 小室直樹『痛快! 憲法学』……解釈論は一切無し。でも、面白いけど。歴史への理解が深まる。近代日本の政治史については、ウェーバーと、丸山真男の影響があるのか……
    2. 小室直樹『日本国憲法の問題点』……読み物です。
    3. 奥平康弘・宮台真司『憲法対論』平凡社新書。素晴らしい!
    4. 樋口陽一『憲法と国家』……ふーん
    5. 長谷部恭男『憲法と平和を問いなおす』……ふーん
    6. 内野正幸『憲法解釈の論点』日本評論社……未読
    7. 奥平康弘『憲法の想像力』日本評論社……雑文集。
  2. 民法
    1. 星野英一『民法のすすめ』岩波新書……後半面白い
    2. 中川善之助『民法風土記』……名著らしい。ただし、息抜き用。あまり面白くはない。
    3. 米倉明『プレップ民法』……
  3. 刑法
    1. 大塚裕史『刑法総論の思考方法』『刑法各論の思考方法』早稲田経営出版……大変参考になります。分かりやすく、学説の対立を整理。但し、古いので、山口説にはまったく論及されていません(涙)。←中盤から出て来ました♪それどころか、各論は山口説(問題探究)が大活躍です。
    2. LECのCブック『刑法U総論 結果無価値編』……それなりに貴重です。ただし、山口説についてはかなり誤解が混じっているような気がしますが……
    3. 佐伯仁志・道垣内弘人『刑法と民法の対話』有斐閣……山口各論で言及されていたので、ついつい。当分読む予定なし。
    4. 島伸一編『楽しい刑法』弘文堂……口が裂けても言えませんカナたんの萌えイラストに釣られて買っただなんて(涙)
  4. 会社法
    1. ロナルド・ドーア『誰のための会社にするか』岩波新書……『学歴社会 新しい文明病』の著者が放つ、会社論。素晴らしい。会社法の理解が深まります。
    2. 後藤啓二『企業コンプライアンス』文春新書……実用書?
  5. 民事訴訟法
    1. 小島武司『プレップ民事訴訟法』……すごく役立ちました。民訴が、イメージ出来る。
    2. 中野貞一郎『民事裁判入門』……これも、いい。LEC柴田先生ご推薦
  6. 刑事訴訟法
    1. 大岡昇平『事件』『無罪』『長い旅』小説(笑)
    2. F・カフカ『審判』小説(笑)
  7. その他
    1. ◎◎川島武宜『日本人の法意識』(岩波新書)……これは名著中の名著だと思う。日本人と近代法の危うい関係……
    2. 川島武宜『日本社会の家族的構成』(岩波現代文庫)
    3. 『法思想史』有斐閣Sシリーズ……他学部卒なので、教養のため……カントロヴィッツ! 自由法運動!
    4. 加藤・細野『要件事実の考え方と実務』民事法研究会……いちおう抑えで、、、

重要注意:免責事項

■重要注意:このサイトの内容を鵜呑みにしたせいで、あなたがいかなる損害を蒙ろうとも、当方は一切責任を負いません。論証などは、当然間違っているものとお考え下さい。

凡例(略記法)

条文はこんな感じ
判例は青太字
(備考……疑問や私見。多分勘違いだらけ)
167.1……167条1項
13.1:5……13条1項5号
★知識の後ろに(LEC)と書かれていたら答練に出た、の意。
 同じく(過去問H15)
 過去問に出題されていたらLECは消去する。

管理人

管理人:ヨーゼフK
・1968年生まれ。他学部卒。二児の父。現行試験一本……今年(H17)、初挑戦。もう、後がありません……
・現行試験、H17は1500人、H18は800人とも、500人とも……うわぁ。もうだめだー
・でも、落ち着いて考えよう! 平成9年の合格者は800人未満、平成元年なら500人程度だったわけで、その水準に戻ったと考えれば……
(参考)
・しかも、今は、優秀な人が、新試験を受けるので、そっちにも人が流れるから、現行試験自体の厳しさは、H9やH元よりは、まだまだマシだと言えるのではないか……(気休め)