法学座敷牢 別名 ろおやぁ

いんでっくす あばうと りんく ぶろぐ けいじばん

択一対策知識整理ノート:憲法 総論

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目次 (憲法総論)

  1. 憲法と立憲主義
    1. 国家と法
    2. 憲法の意味
    3. 憲法の分類
    4. 憲法規範の特質
    5. 立憲主義と現代国家──法の支配
  2. 日本国憲法史
    1. 明治憲法
    2. 日本国憲法成立過程
    3. 日本国憲法成立の法理
    4. 日本国憲法の法源
  3. 国民主権原理
    1. 日本国憲法の基本原理
    2. 国民主権 プープル主権ナシオン主権 正当性の契機・権力性の契機
    3. 天皇制
  4. 平和主義の原理
    1. 憲法9条成立の経緯
    2. 戦争の放棄
    3. 戦力の不保持
    4. 交戦権の否認
    5. 安保体制

国民主権

プープル主権ナシオン主権

プープル主権:プープル=選挙民の総体。直接民主制が原則。代表制を取る場合でも、普通選挙、命令委任(議員は選挙民の指示に拘束される):
ナシオン主権:ナシオン=全国民(観念的抽象的な団体人格):自由委任。

主権(プープル主権vsナシオン主権)フランスの議論

国民主権:正当性の契機、権力性の契機

正当性の契機:国家の権力行使を正当化する究極の根拠が国民にある:国民=「全国民」:代表民主制、議会制と親和的
権力性の契機:国政の最終決定権を国民自身が行使する:国民=有権者の総体:直接民主制と密接に結びつく
■日本国憲法の中の権力性の契機の現れ:憲法改正の国民審査(96)、最高裁判所判事の国民審査(79.2)

第七十九条
○2  最高裁判所の裁判官の任命は、その任命後初めて行はれる衆議院議員総選挙の際国民の審査に付し、その後十年を経過した後初めて行はれる衆議院議員総選挙の際更に審査に付し、その後も同様とする。

第九十六条
 この憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする。





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